暮らしと気づき

夏から秋へ「心の衣替え」をはじめよう

暦の上では立秋を過ぎても、まだまだ暑さが残る8月下旬。蝉の声に混じって、夜には秋の虫の音が少しずつ聞こえてくる頃です。ふとした瞬間に、空の色や風の匂いに「季節が動いている」ことを感じることもあるでしょう。私たちの暮らしも、自然のリズムに影響を受けています。
日々のマインドケア

心が疲れたときに効く、“五感リセット”の知恵

日々の生活の中で、心がふと重たく感じる瞬間は誰にでもあります。人間関係の小さな摩擦、仕事や家事の忙しさ、情報に押し流される日々――そんなとき、私たちの心は知らず知らずのうちに疲れてしまいます。そんな心を回復させるために役立つのが「五感」を使ったセルフケアです。
日々のマインドケア

お盆明けの心をととのえる、“日常リズム”の整え方

お盆休みが終わり、再び日常が戻ってくると、少し気持ちが重く感じられることがあります。親戚や家族と過ごした余韻、久しぶりにゆっくりした時間と、現実とのギャップ。その切り替えに戸惑うのは、誰にとっても自然なことです。
暮らしと気づき

まだ間に合う、夏の小さな思い出づくり

8月も半ばを過ぎると、「もうすぐ夏が終わってしまう」と少し寂しさを覚える方も多いのではないでしょうか。カレンダーの数字が進むたびに、入道雲や夕立、セミの声に包まれた季節が名残惜しく感じられます。忙しい毎日の中で、「あっという間に夏が過ぎてしまった」と後から気づくのはもったいないことです。
暮らしと気づき

夏の終わりに“やらなかったこと”を責めない、やさしい切り替え方

8月も半ばを過ぎると、日中の空気はまだ夏の熱を含んでいるのに、朝晩の風がふっとやわらぎ、秋の気配が混ざり始めます。スーパーに並び始めた梨やぶどう、夜に響く虫の声、ふと見上げた空の高さ――そんな小さなサインに、季節が移り変わっていくことを感じます。
暮らしと気づき

京都の送り火。夜空に浮かぶ祈りの光

盆の終わりに、ご先祖様の魂を見送るために焚かれる「送り火」。全国各地にさまざまな形がありますが、京都で行われる「五山の送り火」は、その規模と美しさ、そして厳かな雰囲気で特別な存在です。私が生まれ育った地域には、家の前で送り火を焚く風習はありませんでした。
こころのこと

夏の余白を楽しむ――予定を詰めない日の心地よさ

夏は、何かと予定が詰まりがちな季節です。お盆休みや旅行、帰省、イベント……。気づけば手帳の空白はほとんどなく、休日なのに息つく間もない、という方も多いのではないでしょうか。けれど、ふと予定がない日が訪れたとき、その空白がもたらす心地よさに気づくことがあります。
人とのつながり

先祖を想う時間がくれる、日々の安心

お盆になると、普段の生活ではあまり意識しない「先祖」という存在に、自然と心が向かいます。お墓参りや仏壇の前で手を合わせる時間。その静かなひとときは、忙しい日常の中で忘れがちな心の軸を思い出させてくれますね。お盆の朝は、どこか普段と違う空気が...
暮らしと気づき

お盆だからこそ語りたい、“家族の物語”

お盆が近づくと、街も田舎も、どこか空気がゆっくりと流れ始めますね。駅のホームには帰省する人のスーツケースが並び、スーパーにはお供え用の花や果物がずらりと並ぶ。都会のマンションでも、田舎の古い木造の家でも、この時期だけは家族が一堂に会し、食卓を囲む時間が増えます。
こころのこと

山の静けさがくれる、心のリセット時間

山の空気を吸い込むと、それまで体にまとわりついていた疲れや雑念が、ふっとほどけていくように感じることがあります。車や人の音が遠ざかり、代わりに耳に入ってくるのは、木々が揺れる音や小鳥の声。都会や日常のペースから離れたその静けさは、まるで心の...