
「どうすれば、もっと生きやすくなるのだろう?」
そんな問いを、わたしは長い間、抱え続けていました。
どんなに環境を整えても、努力を重ねても、
どこかで息が詰まるような感覚が残っていたのです。
その答えの糸口を見つけたのは、
ある日、仕事で親しくしていた方がふと手渡してくれた一冊の本でした。
数字を通して、自分の本質を知る——
その経験が、わたしにとっての「蝶」との出会いの始まりでもありました。
今回は、『変化こそ、わたしの本質。“蝶”と“数字”が教えてくれたこと』
というテーマで綴っていきたいと思います。
良かったら参考にしてみてくださいね。
わたしに届いた一冊の本

その本は、誕生日をもとに、生年月日の数字をすべて足して一桁になるまで計算し、
その「本質の数字(ナンバー)」から、自分の性質や傾向を読み解くものでした。
導き出されたわたしの数字は「5」。
意味は、「変化」でした。
その言葉を見た瞬間、心の奥深くにあった何かが、ふっとほどけていくのを感じました。
本に書かれている内容に、最初は、こんなの私じゃない、全然違う
と思っていたのですが、
改めて自分を観察し始めると、まさにその通り!!ということばかりであることに少しずつ気づき始めたのです。
「変わりすぎるわたし」を責めていた過去
私は、常に興味が変化し、ころころと変わるというところがあり、よくいえば好奇心旺盛ということでもあるのですが
「変わりすぎだよね」
「もっとじっくり一つのことを続けたら?」
という周囲からの、そんな言葉に傷つき、自分自身にもがいていました。
けれど、変化こそが自分の本質だと知ったとき、
わたしはようやく「自分を責めない選択」を持てるようになりました。
「変わりすぎること」を責められてきたこれまでの人生。
だけど実は、それこそがわたしらしさだったのだと知り、初めて安堵することができたのです。
数字の世界への探求が始まった
そこから、わたしの“数字”への探求がはじまりました。
「5」だけでなく、すべての数字が持つ意味やエネルギー、
人生のサイクルとのつながり。
それらを学びながら、少しずつ自分を理解し、整えていける感覚を得ました。
数字は、ただの記号ではなく、
わたしにとって“自分の本質に触れるための地図”のような存在になったのです。
「変化の象徴」としての蝶との出会い
数字を通して自己理解を深めていくなかで、
もうひとつ、わたしの心に深く響いた象徴があります。
それが、「蝶」です。
蝶は、卵、幼虫、蛹、そして羽化——
何度も姿を変えながら生きていく存在。
まさに、変化の象徴そのものでした。
蝶の生き方は、変化そのものです。
その美しくも儚いプロセスに、わたしは強く惹かれました。
「蛹の時間」が教えてくれたこと
特に印象的だったのは、蛹の時間。
外からは静止しているように見えても、
内側では大きな変化が、静かに、確かに進んでいる。
「何もしていない」と思っていたわたしの時間も、
じつは必要な変容のプロセスだったのかもしれない。
そう思えるようになったのです。
わたしの軸、「数字」と「蝶」

数字という静かな羅針盤と、蝶という生きた象徴。
この2つが、わたしの人生における“軸”となっていきました。
変化しつづけることを、恐れずに。
そして、ときには止まりながら、また次の自分へと羽ばたいていく。
自分でも気づかないうちに変化していたこと。
準備の時間もまた、大切な“流れ”だったこと。
蝶たちが教えてくれたそのことばを、わたしは今も大事にしています。
Butterfly Experience Gift に込めた想い
このサイト「Butterfly Experience Gift」の名前にも、
そんなわたしの思いが込められています。
自分らしく変わることを怖がらず、
むしろ祝福できるような時間を——。
わたしの人生を支えてくれた蝶という象徴を、ここにそっと重ねています。
この場所が、そんなやさしい贈りもののような場になれたらと願っています。
まとめ
わたしが“蝶”というモチーフに惹かれた理由は——
- 「どう生きやすくなるか」を探していたときに出会った、一冊の本
- 数字を通して、自分の「本質=変化」に気づいたこと
- 数字それぞれが持つ意味やエネルギーに深く惹かれていったこと
- 「変化すること」が悪いのではなく、本来の自分だと理解できたこと
- 蝶の生き方、特に“蛹”という時間に、自分を重ねたこと
- 自分を責めず、やさしく受け入れる姿勢を「蝶」から学んだこと
そうしてわたしは、
「変化のなかで生きること」を、自分の軸として少しずつ受け入れていきました。
この場所「Butterfly Experience Gift」が、
誰かにとっての「変化をそっと肯定してくれる場所」になりますように。
そして、あなた自身の“蝶”が羽ばたくタイミングを、どうか大切にできますように。