心と体のメンテナンス、できていますか?~年に一度の健診でのやさしい気づき

こころのこと

毎年、自分の誕生日を目安に、健康診断をしています。

日々の忙しさに追われる中で、
正直ちょっと面倒だなと思ってしまうこともありますが
病院の白い壁を眺めながら待合室で順番を待っていると、
ふと「こうして健診を受けること自体が、ありがたい時間かもしれない」と思い直すのです。

年齢を重ねるほどに、体調の小さな変化や、心の疲れに敏感になります。
「自分を大切にする」って、こういうことなんだなと、しみじみ感じるようにもなりました。

本日は「心と体のメンテナンス、できていますか?」というテーマで綴っていきます。

健診を受けながらふと思ったこと

健康診断って、何か症状があるわけではなくても、
数値を見ながら「あ、去年よりちょっと…」と不安になることがありますよね。

わたしも今回、特に大きな異常はなかったのですが、
検診結果の詳細が送られてくるまでは、ドキドキしてしまいます。

ほんの少しでも数値の変化があると
「あ、気をつけなきゃな」と背筋が伸びる思いです。

普段はあまり意識していない生活習慣やストレスが、
じわじわと体に影響していることに、こうして向き合う時間があるのは大事だと感じます。

体って、私たちが気づいていない小さな変化を、ちゃんと記録しているんですよね。
健診はその“記録”を静かに見せてくれる機会。
ちょっと怖いけど、やっぱりありがたい存在です。

自分のため、大切な人のために健康でいたい

健康でいることは、自分だけのためではないのだと、年々実感します。
わたしが元気でいることで、大切な人を安心させることができる。
それはとてもシンプルで、大切なことですね。

たとえば、自分が体調を崩したとき――
日常のささいなことがうまくいかなくなって、周りにも気を遣わせてしまったりします。
そんな経験から、「元気でいる」ことの大切さが、ぐっと身に沁みました。

「健康でいたい」という気持ちは、
もしかすると、“愛情”のかたちのひとつかもしれません。


自分を労わることは、周囲への優しさにもつながるのだと思います。

心と体、どちらもメンテナンスが必要

健診を受けた日は、体のことだけでなく、
「最近、心のメンテナンスはできていたかな?」と考えるきっかけにもなります。

体がしんどいとき、実は心も同じように疲れていたり、
あるいは、心の不安が体調不良として現れていたり。

心と体は、思っている以上につながっています。

忙しいと、そういうサインを見逃してしまいがちですが、
少し立ち止まって「今、どう?」と自分に問いかける時間は、きっと必要なんだと思います。

健康診断は、「今の自分」と会話するような時間でもあります。
数値やチェックリストだけでなく、心の声も、静かに拾っていけたらいいですね。

小さなセルフケアが、未来を守ってくれる

「健康診断を受けたからもう安心」――
それではなく、そこからの“日々の積み重ね”が大切なんですよね。

無理な食事制限や運動ではなく、
たとえば、いつもより10分だけ早く寝るとか、
スマホを見る時間を少し減らして、湯船にゆっくり浸かるとか。

ちょっとずつでも、「わたしの健康のためにできること」はあるはずです。

わたしは最近、朝の白湯とストレッチを習慣にしました。
そんな小さな積み重ねが、自分を信頼する気持ちにつながっている気がします。

そして何より、“笑うこと”も大事にしたいですね。
笑うだけで、心も体も緩んでいくから不思議です。

「生きる」を支えてくれる、からだへの感謝

何もない一日。
朝目覚めて、ごはんを食べて、仕事をして、眠る。

それだけで本当は、とてもすごいことなんですよね。

健康診断の結果が「異常なし」だったときの、あのほっとする感覚。
でも、それは「何もなかった」んじゃなくて、
毎日、体がちゃんと働いてくれている証なのだと思います。

体にありがとうを言いたくなる。
ちょっと立ち止まって、そんな気持ちになれるのも、
健診という節目があるからこそですね。

これからも、自分の体にやさしくしたいなと思います。

まとめ

本日は「心と体のメンテナンス、できていますか?」というテーマで綴ってみました。

📝この記事のポイントを振り返ります:

  • 健康診断は、体だけでなく心と向き合うきっかけになる
  • 自分が元気でいることは、大切な人たちへの優しさにもつながる
  • 小さな習慣こそが、自分の未来を守ってくれる
  • 健康は“当たり前”ではなく、日々の奇跡
  • 「体にありがとう」と伝える時間を大切にしたい

年に一度の健診が、
わたしにくれたのは数値だけではなく、
「これからどう過ごしていこうか」という
やさしい問いかけだったのかもしれません。

自分をいたわる時間、どうか忘れずに。

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